報告によると、ニュージーランドの羊毛生産量と輸出量は、2015年下半期から2016年上半期にかけて、小幅の減少傾向が続いている。だが、羊毛生産量落ち込みの原因は、干ばつ気候にあった。干ばつによって、ニュージーランドの綿羊数が減少したうえ、飼料の供給不足も起こり、綿羊たちの飼料の量が必然的に減り、羊毛の生産量のさらなる減少につながった。
日本の一部が中国に罪を着せようとしたのは、何も今回が初めてではない。何かにつけて中国に罪を着せることは、日本のメディアが一貫して行っているやり方だ。日本の不景気、輸出低迷、さらには日本企業によるリストラや倒産まで、ありとあらゆることの元凶が中国経済の減速にあると論じている。「中国経済の減速でとばっちりを受けるアジアの銀行業」「中国経済の減速でアジアの輸出が低迷」などの見出しで始まる記事が、日本の各メディアの紙面を大きく占めている。要するに、「減速している中国」「暗い面の中国」を持ち出すことが、日本のメディアの常とう手段になっている。