この投稿は、瞬く間にネットユーザーによって大量に転送され、わずか数分以内に、同アカウントのフォロワーが激増、1時間後には30万人を突破した。あるネットユーザーは、冗談交じりに、「ずっと科学者一筋だったホーキング博士だが、あっという間に中国でネットの人気者になるとは、本人も予想しなかっただろう」とコメントした。
●生き生きと面白いネットユーザーのインタラクティブ活動
ホーキング博士が微博に初投稿したのち、中国のネットユーザーは、積極的にインタラクティブ交流に参加した。博士の投稿に対する数々のコメントから、中国のネットユーザーが、博士に対して尊重や尊敬の気持ちを抱いていると同時に、ユーモアや楽しさを感じている面があることも伺えた。多くのネットユーザーが、一斉に、「Welcome(ようこそ)」というメッセージを残した。また多くの人が、冗談っぽく、あるいは尊敬のまなざしで、ホーキング博士が中国でマイクロブログを開通したことの「歴史の証人」になったとコメントした。ネットユーザー「楚楓大大」さんは、「博士の投稿を読んで宇宙と繋がったかのような感覚を抱いた」と投稿。「LKaterina」さんは、「私はホーキング博士と交流した。といっても一方通行ではあるが。これは、1世紀に一度あるかどうかの出来事だ」と興奮気味だった。
人気俳優の鄧超も、ホーキング博士の投稿に、「私たちは家族だ」とコメントした。
ネットユーザー「王星」さんは、このような現象について、「我々は、1日で100万のフォロワーを集めるような超大物の誕生を目の当たりにした。さらに、彼らのほぼ全員が、彼を尊敬している」と総括した。