2016年4月13日  
 

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中国 90年代生まれの「仕事」に関するアンケート

人民網日本語版 2016年04月13日13:58

1990年代生まれの若者は、仕事に対してどのような考え方を持っているのだろう?大手求人サイトの智聯招聘はこのほど、アンケート結果(有効回答数1万5786件)に基づき、国内初となる90年代生まれの仕事に対するニーズをまとめた報告書を発表、職場の若い世代の実態に迫った。新民網が伝えた。

年に一度の就職活動の最盛期「金三銀四(3月と4月)」と呼ばれるシーズンがやってきた。今や90年代生まれの若者たちが就職活動の主役だ。わがままで反抗的といったレッテルを貼られがちな彼らだが、一方で独立心が強く、イノベーションを得意とするという強みも持っている。職業選択の傾向に関するアンケート結果によると、70年代生まれや80年代生まれが安定した高収入の仕事を望むのと異なり、90年代生まれは一般的に仕事は単なる生計を立てる手段ではなく、趣味や意義のある人生を送ることがより重要だと考えていることがわかった。また90年代生まれの若者の62%は、職業を選択する上で、自身の興味や将来性をより重視すると回答し、給与や待遇をまず優先的に考えると回答したのはわずか38%にとどまった。

90年代生まれが望む職種を見ると、彼らは高い自信を持っているようで、76%が「コア事業に携わりたい」と答えた。しかし、高望みばかりしているというわけではない。回答者の多くは、補助的な仕事も拒まないと答え、24%は基礎的な仕事を喜んで引き受けるとした。90年代生まれにとって、どのような仕事に就くかは重要ではない。彼らは他人に重視され、コア事業に携わる中で自分の価値を見出したいと望んでいる。

90年代生まれは職業を選択する際に、将来的な前途が有望であるかをより重視しているため、「給与が多くて仕事が少ない」というのは決して彼らが追い求める理想の仕事ではない。90年代生まれが希望する職場環境に関するアンケートでは、実に81%にのぼる90年代生まれが忙しく充実した職場環境での昇進を望んでおり、平凡で安逸な業務に従事し、より気楽な日々をおくりたいと希望する90年代生まれはわずか20%だった。特に注意を引いたのは、90年代生まれは残業を厭わないものの、「直属の上司が退勤しないため、自分も退勤できない」といったような理由での残業は受け入れられないとしている点だ。


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