広東省竜川県でこのほど開かれた2016年春季の経済貿易関連イベントにおいて、中国省エネ協会、中国ヒートポンプ産業連盟は「中国ヒートポンプ産業拠点」の看板を、正式に同県に授与した。同県は全国で初めて指定された専門的なヒートポンプ産業拠点で、今年の生産高は20億元(1元は約17.18円)に達する見通しだ。人民日報が伝えた。
同県は2012年に産業誘致により、ヒートポンプ製造企業22社を竜川工業団地に誘致し、集約化発展を実現した。省級ヒートポンプ検査測定センターを建設し、省級研究開発センターの建設準備を進めている。研究開発から製造、検査測定、販売に至る産業チェーンを徐々に形成した。ヒートポンプの産業チェーンが、ほぼ構築されている。
現時点で8社が正式に稼働開始、あるいは試験的に稼働しており、14社が建設中だ。同工業団地は今年、50万台のヒートポンプ製品を生産する見通し。企業の全面的な竣工・稼働後の生産高は50億元に達する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月18日