2016年3月17日  
 

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画像加工で一儲けした女子大生 先輩の証明写真撮影で月収1万元超

人民網日本語版 2016年03月17日15:13

周雅如さん(手前)と熊秋月さんの撮影スタジオは、女子学生寮の寝室ベランダにオープンした。

今年も卒業シーズンがやって来た。就活において、最高に良く撮れた証明写真があれば、半分就職できたようなものだ。だが、多くの人が、証明写真といえば「世界で最もブサイクな写真だ。これ以上酷い写真は撮れない」と自虐的発言をしている。1990年代生まれの重慶の大学生・周雅如さんは、ここにビジネスチャンスを見出し、寮の自室で「美しい証明写真」を撮影する商売を始めた。現在、寝室を仕事場としたこの撮影スタジオで4人がスタッフとして働き、月収は1万元(約17万円)を上回っている。華竜網が伝えた。

今年22歳になる周雅如さんは、四川外国語大学ラジオ・テレビ・報道学科の4年生だ。寝室で証明写真撮影を始めることになったきっかけとして、まず自分の経験を話してくれた。2014年9月、周さんはルームメイトと一緒に、校外の写真館に赴き、証明写真を撮影してもらった。わずか数分の間にカメラのシャッター音が数回鳴り響き、撮影は終了した。出来上がってきた写真に、彼女らは失望した。「周囲の同級生たちも証明写真を撮影しなければならないし、自分自身も撮影の科目を履修した。私がみんなの写真を撮ってあげられない理由はない」と彼女は気づいた。

スタジオ賃貸料を節約するため、周さんは自分の寮寝室のベランダで撮影することにした。ルームメイトの銀月さんにお手伝いを頼んだ。銀月さんが撮影し、周さんは撮影後の制作・加工を担当した。

周さんは、初めて仕事を受けた時のことを良く覚えている。「最初のお客さんは、先輩女子学生3人の証明写真だった。1人を撮影するのに平均30分以上時間をかけた。彼女らの希望に応じて軽めのメイクアップをした。また、現場で実際に写真を見てもらい、修正に関する意見を出してもらった。結果的に、3人は出来上がった写真に大変満足してくれた」と周さん。


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