2016年3月14日  
 

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日本生まれのトキ4羽、上海動物園に里帰り

人民網日本語版 2016年03月14日09:42

検査・検疫期間中のトキのヒナたち

中国の「親善大使」を担うトキ数羽が海を越えて日本に渡り、中日合同の保護繁殖活動を開始したのは十数年前のことだ。中日合同の繁殖活動で誕生したトキのヒナ4羽が3月9日、中国に返還され上海動物園で保護、飼育されることになった。新民晩報が伝えた。

上海動物園が日本へ派遣したトキ受取代表団一行は3月6日に日本でトキを受け取り、帰国したという。同日午前中、日本の観光省とトキ受取代表団が新潟県で引渡しの式典を開催した。式典においては、同代表団の団長が挨拶の中で、中日両国が合同で取り組む繁殖活動の現状と共に日本のメディアと出席者に向け、中国返還後に飼育を担当する上海野生動物園の基本的な状況を語った。同動物園は2012年よりトキ10羽の飼育を開始してから、現在16羽にまで繁殖に成功しており、トキの飼育、繁殖と健康管理などの分野において、豊富な経験を持っている。団長は続けて、「返還された4羽のトキは中国で健康に育て、次世代の繁殖へとつなげるので日本の皆さんはどうか心配しないように」と話した。


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