上海野生動物園ではリアルタイムでトキのモニタリングを行なう
3時間のフライトを経た午後4時20分頃、4羽の大事なトキを乗せた飛行機が上海の浦東空港に着陸した。トキの検疫担当チームのスタッフが早々と空港に駆けつけ準備を進め、上海出入境検験検疫局のスタッフが上海税関、航空会社、貨物ターミナルなどの関連機関と連携して通関プロセスをスムーズに進めた。その後、現場で実施された検疫ではトキにストレスを与えないよう、検疫チームは小さな穴を通して作業を行なった。
トキを空輸するための箱
日本側が提供した関連証明書類と現場の検疫状況を総合した結果、検疫チームは入境を許可し、規定に従って上海野生動物園において更に詳しく隔離して検疫を行なう予定だ。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月14日