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中央テレビの春晩総監督が語る「テーマは大国の風格」 (2)

人民網日本語版 2016年02月06日09:36

春晩における出演者起用の基準について、呂氏は「私たちが出演者を選ぶときのポイントは一般的に2つある。1つはトップクラスの芸術家、もう一つは一般人から有名になったスターを選ぶことだ。観客側からすると、よく知られた芸術家が何を演じても実際には大して重要ではなく、彼らは舞台に出演しさえすれば意義があるものだろう。若年層の観客にとっては、一般人から有名になったスターはより一層受け入れやすいかも知れない。例えば今年、我々はバラエティ番組のオーディションで選ばれた歌手に依頼し、出演させている」と明かした。また、「もう一つは春晩は国を代表するテレビ局が制作するもので、中国人にとっては毎年恒例のイベントでもある。したがって、やはり大国の風格、大きな迫力、大きなスケールを示す必要がある。『皆の中国の夢、小康(ややゆとりのある)社会の構築』というのがそれぞれの番組の一貫したテーマだ。また我々は一部の地方テレビ局が招待できない人を招待し、この舞台に登場させる。例えば今年我々は2015年の軍事パレードに参加した陸・海・空軍の儀仗隊に出演依頼した」と続ける。

すでに30年余りの歩みがある春晩だが、春晩の伝統と革新において、呂氏は「春晩には失ってはならない、伝承すべきものが数多くある。例えば伝統演劇の演目だ。伝統演劇が好きでない若者がいるかも知れないが、従来の愛好者の中には春晩でプロのパフォーマンスを見たいと思っている人は確実にいる。歌、ダンス、雑技、コント、マジック、伝統演劇、どれをとっても春晩には欠かせない演目だ。春晩のコント・漫才系の演目は最も注目を集め、最も重要だ。なぜなら、それが春晩の口コミや翌日に世間での流行語を左右する影響力があるからだ。今年は合計40演目のうち、コント・漫才系は8演目を占めている」と語った。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年2月6日


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