国際市場調査のリーディングカンパニーであるユーロモニター・インターナショナルが発表した最新のデータによると2015年、英国のロンドンはタイのバンコク、シンガポールを抑え、「世界で人気のある観光都市」2位にランクインした。猛烈に追い上げたロンドンだが、6年連続「最も人気のある観光都市」1位に輝く中国の香港を揺るがすまでには至らなかった。英国「デイリーテレグラフ」紙の報道を引用して環球網が伝えた。
調査データでは最も人気のある観光都市ランキングのトップ5のうち、中国の香港、英国のロンドンの上位2位の観光客数だけが増えており、シンガポール、タイのバンコク、フランスのパリの3都市における観光客数はいずれも下落している。
2014年、ロンドンを訪れた観光客数は約1740万人、前年比で3.6%増加している。同じく中国の香港を訪れた観光客数は2780万人、前年比で8.2%増加した。このほか、ブラジルのリオデジャネイロが2014年のサッカーワールドカップと2016年の五輪開催をきっかけに、ここ数年の観光客数をどんどん伸ばしており、ランキングのダークホースになっている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月1日