サッカーが好きな子供を親も応援
日本の小中学校では、体育の時間にサッカーをし、放課後のクラブでも、練習や交流試合に参加できる。
学校の教師らが重視しているだけでなく、サッカーは子供を持つ親の支持と協力も得ている。野口さんは、「サッカーは単に『スポーツ』というだけでなく、人と人の意思の疎通、交流を必要とする社会的活動でもある。例えば、チームメイトといかに意思の疎通を図って、協力し合うか、敵のチームから突破口をいかに見付けるか、失敗、挫折しても、いかにそれを受け止めて、再び立ち上がるか、自分を助けてくれる人に、いかに感謝するかなどを学べる。中国にも才能あるサッカー少年がたくさんいるが、社会各界のサポートなどがまだまだ必要」と指摘する。