2016年1月18日  
 

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中国の駐サウジ大使「中国・サウジ関係の今後は?」

人民網日本語版 2016年01月18日14:58

 中国の習近平国家主席による中東3カ国訪問を前に、中国の李成文駐サウジアラビア大使が人民日報に寄稿し、中国は情誼と信義を重んじ、サウジアラビアの安定と発展を常に揺るぎなく支持していると述べた。

 習主席のサウジ訪問はサルマン国王即位以降初の中国指導者の訪問であり、歴史的意義を持つ。中国とサウジアラビアは1990年に正式に国交を樹立した。サウジアラビアはアラブ諸国で最も遅く中国を国交を樹立したが、国交樹立後両国関係は目覚ましく発展した。2008年にブン川大地震が起きると、サウジアラビアは直ちに5000万ドルの資金と1000万ドルの物資援助を提供した。当時中国に対する最多の支援国であり、60代の駐中国大使も先頭に立って大使館の職員40人余りと共に被災地の人々のために献血した。2010年の上海万博では、1億5000万ドルを投じて建設した展示館を万博終了後中国側に無償で提供した。

 双方の共同努力の下、両国の各分野の実務協力は全面的に開花している。中国にとってサウジアラビアは西アジア・アフリカ地域最大の貿易パートナー、最大の原油供給国だ。両国はインフラ整備、投資、労務協力を着実に拡大し、産業・生産エネルギー、宇宙・衛星、科学技術、原子力、再生エネルギー、金融など新興分野での協力を拡大し続けている。両国の留学生相互派遣は増加し続け、中国からサウジアラビアへの巡礼団も増加し続けている。サウジアラビアは中国側の提唱した「1ベルト、1ロード」を熱烈に支持し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーにもなっている。

 中東地域が動揺を続け、世界のエネルギー構造が深い調整にある中、中国とサウジアラビアの利益の符合点、相互参考、相互ニーズは増大し続けており、協力には大きな将来性がある。

 サウジアラビアはアラブの大国であり、エネルギー協力を主軸、インフラ整備、貿易・投資円滑化を両翼、原子力、宇宙・衛星、新エネルギーの3大分野を突破口とする中国とアラブ諸国の「1+2+3」協力構造において両国の協力はなおさらに取り組む価値がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2016年1月18日

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