中国初の「全国企業信用ビッグデータ公共サービスプラットフォーム」の試験運用が、16日に開始した。試験地になっているのは江蘇省泰州市や、黒竜江省安達市、湖北省黄梅県など8つの都市である。中国国際放送局日本語版が伝えた。
このプラットフォームは、各省市の政府と連携したビッグデータの運用を行い、各企業の財務、管理、技術、社会的責任、管理制度、価値観や理念などのデータを収集し、その信用評価を総合的に行って、政府や市場を構成する企業による意思決定の参考とする。
中国工業情報化部(中国工業・情報化省)工業文化発展センターの羅民センター長は、「プラットフォームの設立は企業活動を規範化させ、社会の『信用システム』構築を推進するためだが、これは長期的で複雑なプロジェクトで、社会各界が共に推進する必要がある」と述べた。
「人民網日本語版」 2015年1月18日