ワールドメディアラボが作成した2015年の「世界メディア500強番付」がこのほど北京で発表された。大陸部からは65メディアが選ばれ、国別では日本と英国を抜き、米国に次ぐ2位となった。新華網が伝えた。
同番付の評価はメディア各社の14年の営業収入に基づいて行われる。テレビ、ラジオ、映画、新聞・雑誌、書籍、衛星通信サービス、メディアサービスといったすべての従来型メディア産業だけでなく、今年はインターネットのニューメディアやメディアの広報宣伝活動も評価の対象になった。対象はアメリカ大陸、欧州、アジアの40数カ国・地域の3千を超える各種メディアで、最終的には営業収入の金額を踏まえて500強が選出された。今年の500強入りの営業収入の最低ラインは5700万ドル(約68億6508万円)で、平均は22億3千万ドル(約2685億8120万円)だった。
香港地区、澳門(マカオ)地区、台湾地区を含む中国からは87メディアが選ばれ、大陸部は65メディアで2位となり、営業収入の平均は8億2900万ドル(約998億3647万円)だった。大陸部は日本を抜き、今やアジア一のメディア大国だ。大陸部の上位10メディアは次の通り。
1位:騰訊持ち株有限公司
2位:中国中央テレビ(CCTV)
3位:上海広播電視台(SMG)
4位:上海文化広播影視集団有限公司
5位:江蘇鳳凰出版伝媒集団有限公司
6位:江蘇省広播電視総台(集団)
7位:湖南出版投資持ち株集団有限公司
8位:江西省出版集団公司
9位:網易公司
10位:浙江広播電視集団
(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月30日