湖北省武漢市で開催している女子バスケットボールアジア選手権は1次リーグの第4試合が行われた。これまで3戦3勝の中国チームは日本と当った。しかし試合全体を通して比較的消極的で、最終的には試合終了3秒前にとどめを刺され、56対57で敗れた。揚子晩報が伝えた。
2大会連続日本に敗れる
中国女子バスケットボールは今まで日本チームに負けており、実際のところ番狂わせという訳ではない。中国チームは比較的選手の層が厚いが、今の日本チームは非常に強く、2チームの実力は拮抗している。遡ること2年前のアジア選手権で、中国チームは日本チームに苦い負けを喫している。1次リーグ最終戦での中国チームは55対62で日本チームに歯が立たなかった。前回のアジア選手権で、渡嘉敷来夢選手率いる日本チームは7戦全勝で優勝し、中国チームは日本と韓国両方のチームに敗れ、3位にとどまった。
これを見るに、日本女子バスケットボールは中国女子バスケットボールに取って代わってアジアの覇者になった。今回の試合において中国チームは全く優勝のチャンスがないわけではなく、最後に不安要素が露呈し好機を失った。1次リーグ最終ラウンドで、中国チームはチャイニーズ台北チームと対戦し、意外がなければ勝利を手にするはずだ。準決勝で前回16点差の優位性で勝利した韓国チームと対戦するので、決勝に進み、再度日本チームと対戦する可能性が高い。この時こそ中国女子バスケットボールチームが2年負け続けた悪夢を断ち切る絶好のチャンスだ。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月2日