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中国でサッカーを題材にしたドラマ・映画ブームが到来

人民網日本語版 2015年04月23日13:35

今、中国で最も人気のものは何かと聞けば、恐らく多くの人がサッカーをあげるだろう。サッカー人気は全国民がこのスポーツに参加する情熱を示しているだけでなく、さらに重要なのはサッカーの話題や要素がすでに日常生活のさまざまな場面に溶け込んでいることだ。例えば、サッカーを題材にした映画、ドラマはこの半年間だけでいくつも制作された。国家新聞出版広電総局の記録には数十本の作品が登録されている。その中には、マラドーナやメッシが出演する可能性があるものもある。将来、サッカーを題材にした映画・ドラマが宮廷物のようにスクリーンやモニターを埋め尽くすかもしれない。

最近撮影、準備中のサッカーを題材にした映画・ドラマに、「旋風十一人」「足球日記」「足球之恋」「球迷大院」「一代球王李恵堂」などがある。テーマは、青春やラブストーリー、スポ根などが多い。中国サッカーの現状を考慮し、スポ根の内容を撮りたければ、蹴鞠などのサッカーの起源を物語にするか、カンフーサッカーの笑いの要素を入れるかなどだ。

カンフーサッカーというと、多くの人はまっさきに映画「少林サッカー」を思い浮かべるだろう。これは、周星馳(チヤウ・シンチー)が脚本・監督・主演を務め、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、呉孟達(ン・マンダ)、謝賢(パトリック・ツェ―)、黄一飛(ウォン・ヤッフェイ)などが出演しているコメディ・スポーツアクション映画で、貧しく落ちぶれた生活をしていた男が、少林寺拳法の達人を集めてサッカー・チームを結成し、大きな成功を手に入れていく物語が描かれる。2006年のワールドカップのボスニア・ヘルツェゴビナとコートジボワールとの試合の前半に、球場の大スクリーンに同映画の映像が一部流れたこともある。


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