星図数拠がまとめた統計によると、15年のショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)はスタートから24時間で、ネットワーク全体の売上高が1229億4千万元(1元は約17.9円)に達し、貨物6億8千万個が発生した。1秒あたりの取引額は142億元に上り、中国人全員がこの日それぞれ88元の買い物をした計算になる。買い物1件あたりの貨物のサイズを50センチメートルとすると、赤道づたいに地球を8周半回ることになる。
海外通販のデータをみると、中国人の買い物熱は世界68カ国に広がり、海外通販は今や大勢の人にとって生活の一部だ。統計によれば、中国人消費者が最も好む海外通販の地点は米国で、全体の20%以上を占める。2~4位の日本、ドイツ、韓国はそれぞれ10%以上だ。5位には、果物や化粧品の爆発的な売れ行きに支えられて、これまであまり耳にすることのなかったタイが浮上している。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年1月12日