「クラウドコンピューティング」「モノのインターネット」「分子診断」「3Dプリンター」など、近年新しい科学技術概念と画期的な技術が生み出されており、一部の新しい科学技術用語は人々によく知られるようになった。新華社が伝えた。
28日に開かれた、全国科学技術名詞審査委員会第7回全国委員会全体会議で発表された情報によると、同委員会は初となる204の科学技術新語を発表した。これにはビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、3Dプリンター、三網融合(通信網、インターネット、有線テレビ網の三大ネットワークの融合)、スマート都市、藍色経済(ブルーエコノミー)区、粒子状物質など42の「キーワード」と、排出量取引、マイクログリッド、分子診断、量子通信、核破砕中性子源、深海有人潜水艇など162の「新しい専門用語」が含まれる。第2期の科学技術新語の募集活動もすでに始まっている。
同委員会は1985年に国務院の承認を経て設立された組織で、国家を代表し科学技術の各分野の名詞を審査・発表する。同委員会は自然科学、工学技術、農林、医学、人文・社会科学、軍事科学などの分野で、科学技術名詞規範化業務ネットワークを構築し、国家科学技術名詞体系を形成している。科学技術の革新のサポート、科学教育・文化交流の促進において、重要な力を発揮している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月29日