中国は12月29日0時4分、「長征3号乙」ロケットを使い、西昌衛星発射センターから地球観測衛星「高分4号」を打ち上げた。これにて、2015年の計19回の打ち上げがすべて成功し、中国の第12次五カ年計画期間(2011-15年)の打ち上げ計画が順調に完了した。新華社が伝えた。
高分4号は中国初の地球同期軌道高分解能光イメージング衛星で、空間分解能が世界で最も高く、観測幅が最も広い地球同期軌道地球観測衛星だ。同衛星の打ち上げと応用により、中国の地球観測能力が大幅に向上する。同衛星は総合防災・減災、地質災害調査、林業災害モニタリング、気象予報・警報などに対して、高時間分解能地球観測データをもたらす。主な利用者は、中国民政部(省)、国家地震局、国家林業局、国家気象局。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月29日