中国語学習や文化交流などを目的とした教育機関である孔子学院の第10回孔子学院大会が明らかにしたところによると、今年12月1日時点で、中国は、世界134の国と地域に孔子学院500校、中小学校の孔子課堂1000校を設けており、受講生数は190万人に達しているという。中国国際放送局日本語版が伝えた。
「ニーズに合わせた融合発展」をテーマに、第10回孔子学院大会が12月6日と7日に上海で開かれる。大会は、孔子学院本部、国家漢語弁公室、上海市政府が共同で主催し、上海市教育委員会と華東師範大学が実施するもの。これには、134の国と地域から大学の代表や、孔子学院の代表、各国の中国駐在外交官、中国系企業の関係者など2300余人が出席する。
大会期間中、国内外の大学学長や孔子学院の院長が参加するフォーラムや外国で使用される中国語学習教材の展示など一連のイベントが予定されている。また、孔子学院に対する現地での新しいニーズ、今後5年間における孔子学院の発展計画、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)構想に合わせて孔子学院がいかに活動を展開するかなどについても討議される。
「人民網日本語版] 2015年12月4日