低空撮影、屋外での測量、農薬散布、指輪のプレゼントとプロポーズ――無人航空機(ドローン)がさまざまな用途に使用されるようになるにつれ、高圧電線や自動車への衝突事故が後を絶たない。北京日報が伝えた。
中国航空機所有者・操縦士協会執行秘書長の柯玉宝氏は、2015年ゼネラル・アビエーション発展サミットで、「ドローンが好き勝手に飛び回ることは許されず、交通規則が必要だ。今年12月には『軽小型無人航空機運行暫定規定』が発表される。これは中国初のドローンの交通法規で、国家民航局から承認されており、関連する審査手続きを進めている」と述べた。
同規定によると、25キロ以下のドローンは審査の対象外になる見通しだ。つまり民間航空機のように厳格な技術審査を受ける必要はないが、国籍登録を行う必要がある。25-150キロのドローンは重量限定類の特別審査を受ける。150キロ以上で人を乗せることのできるドローンの場合、管理がさらに厳格になる。