2015年もあと1カ月だが、中国はまだ多くの出来事を控えている。ここでは、12月に予定されている重要な10の出来事をまとめてみた。人民網が伝えた。
○中国・アフリカ協力フォーラムサミットが初めてアフリカで開催
中国外交部(外務省)の陸慷報道官は25日、南アフリカ共和国のズマ大統領の招きを受け、習近平国家主席が12月2日から5日まで同国を公式訪問し、ヨハネスブルグで中国・アフリカ協力フォーラムサミットを主催することを明らかにした。アフリカ大陸で初開催となる同サミットは、中国とアフリカが団結を強化し、未来の協力を共に計画するための歴史的会合となり、一里塚的な意義を持つ。
○AIIBが正式に発足
半年以上の準備期間を経て6月29日、「アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立協定」が北京で調印された。創設メンバー57カ国の代表が北京でこの歴史的瞬間を見守り、AIIB発足までのカウントダウンが始まった。習近平主席は11月18日にフィリピンで開催されたAPECの会議で、「中国および関連国家は現在準備を進めており、AIIBは年内に発足する見通しだ。候補プロジェクトの検討作業もすでにスタートした」と語った。
○第2回世界インターネット大会が烏鎮で開催
浙江省桐郷市烏鎮で12月中旬、第2回世界インターネット大会が開催される。同大会には世界各国からインターネット界をリードする政府・国際組織・企業・科学技術団体・民間団体の代表者1200人あまりが参加し、世界のインターネットガバナンス、ネットワークセキュリティ、インターネットと持続可能な発展、インターネット知的財産権保護、技術革新、インターネット哲学と言った様々な問題をめぐり議論する。