EMSの郵便物を搭載した1機のドローンがこのほど、山東師範大学学生寮の前にゆっくりと降下し、郵便物を注文した学生に届けた。これにて、山東省郵政EMSのドローンによる初の郵便配達が無事成功した。この学生は、山東省郵政EMSが運営するショッピングモールで品物を購入した。EMS側は直ちにこの学生と連絡を取り、1時間内に商品を届ける旨を通知。メールで連絡を取り合いながら、初めてのドローンによる配達を行った。今回の試みは、宅配の「最後の1キロ」問題を解決することを目的としている。中国新聞網が伝えた。
郵政・宅配・物流企業は近い将来、ドローンを活用して市内配送業務のアップグレードを図り、VIP、金融、工場などの顧客に定点・定時・集中的な集荷・配達サービスを提供することができる。また、ドローンの特徴を活かして個人向けのカスタマイズサービスや、式典向けサービスなどを開発することも可能だ。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年9月13日