習近平国家主席が近く英国を公式訪問し、中国・欧州関係の一層堅固な土台を固める。この2年余り、習主席は中国・欧州関係に関して一連の重要な発言を行い、中国と欧州が平和、成長、改革、文明の4大パートナーシップを共同構築することを提唱し、中国・欧州関係の方向性を指し示した。人民日報が伝えた。
(1)繁栄し安定した欧州は中国の利益に合致する
中国は欧州の地位と役割を強く重視している。繁栄し、安定した欧州は中国の利益に合致する。中国側はこれまでと同様に欧州統合を支持し、債務問題対策における欧州の努力を誠心誠意支持し、欧州側と実務協力を強化して、中国と欧州の包括的・戦略的パートナーシップの新たな進展を促すことを望んでいる。
――2013年4月6日、海南省三亜市でフィンランドのニーニスト大統領と会談した際の発言
(2)二大パワー、二大市場、二大文明
最大の発展途上国と最大の先進国共同体である中国と欧州は世界の平和を維持する「二大パワー」だ。世界の重要なエコノミーである中国と欧州は共同発展を促進する「二大市場」だ。東洋文化と西洋文化の重要な発祥地である中国と欧州は人類の進歩を推進する「二大文明」だ。
――2013年11月20日、北京でファンロンパイ欧州理事会議長、バローゾ欧州委員会委員長と会談した際の発言
(3)欧州を強く信じる
欧州は現代世界の重要なパワーであり、中国は欧州の地位と役割を重視し、欧州統合プロセスを支持し、欧州発展の将来性を有望視している。たとえ欧州が困難にある時でも、われわれは欧州を強く信じている。
――2014年1月13日、北京でブルガリアのプレヴネリエフ大統領と会談した際の発言