名門の清華大学を卒業後、米国でアクチュアリー(保険数理士)として働いていた王瑞さんは、数カ月前突然仕事を辞め、新たな「米国式中華料理」を造るという夢を追い始めた。「一生はあっという間。夢を追いかけなければ」と彼は言う。新華網が報じた。
美味この上ない中華料理は、すでに世界五大陸・四大洋の隅々にまで行きわたっており、「人がいる場所には中華料理あり」と言えるだろう。たとえば米国では、中華料理は米国外食市場のシェア第2位を占め、膨大な市場ニーズがある。だが、米国の中華料理店は、夫婦だけで経営している小規模な店舗形式がほとんどだ。彼らはいわゆる「米国式中華料理」を単にコピーしているだけで、食材については全く重視せず、化学調味料やその他の添加物をどんどん加えるため、食事客の多くは、食後、喉の渇きなどいわゆる「中華料理店シンドローム」の症状を呈する。このような現状は、米国における中華料理の発展に大きなマイナス影響をもたらしている。