湖北省武漢市の漢口都市広場尚景団地の広々としたエリアから、4つのローターを持つ無人機がスムーズに離陸し、数分間で各棟の巡航を終えた。受信機の大型ディスプレイには、直ちにリアルタイムの映像が表示され、2キロ四方の状況が一目瞭然となった。後湖街都市管理部門は8月24日午前、初めて無人機を利用し管轄区内の巡航・法執行を実施し、違法建築物に逃げ場を失わせた。北京青年報が伝えた。
後湖街の違法建築物の管理を担当する李建強氏は、「無人機の巡航で発見すれば、どの程度の違法であるかをリアルタイムで記録できる。これは関連資料の収集と証拠の保存に役立てられる」と話した。この無人機は今後毎月1回出動し、管轄区内の各団地の上空を巡航する。また管轄区内の大量の航空撮影を行い、証拠を集める。無人機は団地内のパトロールと管理の力強い補助となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月25日