最高法院(最高裁)は21日、記者発表会で、裁判で賠償金の支払いなどを命じられた被告人のうち、執行能力を有するにもかかわらず義務を履行しない「被執行人」の高額消費を制限するための改訂版規定を発表した。新京報が報じた。
同規定では、被執行人は、Gから始まる高速列車の全ての座席、その他の高速列車の一等以上の座席に座ることができないことになった。
最高法院審判委員会の専職委員・劉貴祥氏によると、2010年、最高裁判所は「被執行人の高額消費制限に関する若干の規定」を発表し、裁判所は被執行人に対して、高額消費を制限する命令を出すことができることが明確にされた。飛行機や列車の軟臥(一等寝台)に乗ること、一つ星以上のホテルに泊まること、旅行、レジャーに出かけることなど、9種類の高額消費が制限される。
上記をベースに、今回の改訂版では、さらなる制限が加えられた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月23日