韓国で感染が拡大していた中東呼吸器症候群(MERS)の新たな患者が6日連続で確認されていない。死者数も増えていないため、患者ベースの致死率は17.7%に低下した。一方、現時点での、感染者は186人で、死者は33人。退院者は1人増えて計117人になった。中国新聞網が韓国メディアの報道を引用して報じた。
海外メディアの報道によると、韓国当局は終息に期待を抱き始めた。また、韓国メディアも、隔離対象者数は未だに千人以上いるものの、終息の兆しが見えていると次々に報道している。
李丙琪(イ・ビョンギ)大統領秘書室長は、「終息し次第、朴槿恵(パククネ)大統領は、国民に謝罪するか、今後の対応策を発表することを検討している。現在最も重要なのは、全力でMERSを封じ込めること」との見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月6日