中国銀行北京支店は2日、英国からの観光客ジュリアンさんが北京市の出国時税還付サービスを利用した一人目の外国人になったことを明らかにした。ジュリアンさんは北京首都空港第3ターミナルビルにある中国銀行税還付代理スポットで還付手続きを終え、45.18元(約895.8円)の還付を受けたという。「京華時報」が伝えた。
ジュリアンさんが同サービス利用第1号になったのは1日夜のこと。ジュリアンさんは娘とともに初めて北京を旅行し、帰りに空港の第3ターミナルビルの土産物店で中国風の扇子とパンダのぬいぐるみを購入した。金額は計502元(約9953.8円)で、税還付代理スポットで45.18元の還付を受けた。
北京は第1期出国時税還付サービス実施都市として、1日から全国に先駆けて外国人向けに同サービスを実施している。外国人観光客は北京市内の同サービス対象店舗で買い物した場合、90日以内であれば税還付代理スポットで購入金額の9%にあたる増値税(付加価値税)の還付を受けることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月3日