広東省恵州市衛生・計画出産局はこのほど、同市の病院で治療を受けていた韓国籍の中東呼吸器症候群(MERS)患者が26日午前、退院したことを明らかにした。金羊網が報じた。
同男性患者は退院に当たり、「毎朝起きてから寝るまで、病院のスタッフは私の分からない言葉を話しながら、薬や食事、部屋の掃除など、私の世話をしてくれた。振り返ると、この1ヶ月間、この病院のスタッフ全員だけが、私のそばで見守ってくれた。ここで治療を受けていた期間、14号のベッド以外はどこにも行けなかった。それでも、この病院のことは一生忘れないだろう」と感謝のコメントを残した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月26日