リアルタイムのパラメータ測定:今では最短で58秒後
科学的に地震の発生を予想する技術研究が現在進められている。また、地震をリアルタイムに測定し、パラメータを発表する点でも、進展が見られる。中国地震台網センターのエンジニア・陶冶氏は取材に対して、「地震のパラメータをリアルタイムで測定し発表することは非常に重要。四川大地震が発生した際には、パラメータが10分後になってやっと発表された。しかし現在は、地震モニタリング施設の建設が進んでいることやコンピューターネットワーク技術の向上などを背景に、最速で地震発生の58秒後にパラメータを測定し、2-3秒以内にネットユーザー6億2千万人に送信することができる。13年4月1日、四川省雅安市で地震が発生する少し前、中国国家地震局は、社会に向けて自動地震速報を提供することを決定。パラメータの結果がそのまま社会に発表されるようになった。一般市民が、地震の発生に備え、被害を減らすための非常に効果的な政策」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月13日