「魅力満載の雲南 特色雲南シリーズ」(雲南省人民政府新聞弁公室主催)の記者発表会第2弾「生態牧畜編」が4月13日午前昆明で開催された。同日発表された雲南省普洱(プーアール)市山岳地帯の牧畜業に関する内容はメディアから大きな注目を集めた。普洱日報が伝えた。
発表会では、愛伲牛肉や鎮沅瓢鶏など、普洱市の特産品の試食コーナーも設置され、多くの記者が試食、取材を行っていた。
普洱市は、近年、地方の特色ある畜産資源の保護に力を入れ、特色ある家畜の育種改良の水準を高めてきたことで、ブランド影響力が拡大し続けている。7つの地域の家畜の品種が国家家畜家禽遺伝資源保護リストに組み入れられており、そのうち、鎮沅瓢鶏や无量山鳥骨鶏は2010年に国の審査に合格し「国家家畜家禽遺伝資源記録」に記載され、2011年に雲南「6大名鶏」に選ばれた。品質の安全性においても、普洱市は製品の品質再検査・監督システムの構築を推進し、各種食品添加有害物質の違法使用を厳しく取り締まっている。畜産企業の健全な生産記録制度を構築し、畜産品の生産過程の管理を可能にするとともに、販売量・流通ルートを調べられるようにし、製品の品質のトレーサビリティができるようにした。
普洱市の楊衛東副市長は、「次の段階の発展過程において、普洱市はより多くの財政を投入し、金融部門との関係を強化し、発展のための資金問題を解決することに尽力するとともに、積極的に関連保険業務を効率的に行い、リーディングカンパニーや畜産業の専門的な協力組織への支援を強化し、全力を挙げて森林経済、特に森林畜産を発展させ、食品の安全性や品質を高め続け、農民の収入を増加させていくつもりだ」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月20日