関東地方の群馬県は日照時間の長さが日本屈指。野菜や果物の栽培が盛んで、生産量が日本のトップ5に入る野菜が20種類に達しており、国際的な大都市・東京の「厨房」と呼ばれている。中でも群馬県のこんにゃく生産量は日本全国の9割を占めており、県内には観光客に様々なこんにゃく料理を提供したり作り方を説明する「こんにゃく公園」もある。
こんにゃく公園の従業員によると、こんにゃくは低カロリーで繊維が多い食材で、日本ではダイエットに適した健康食品として受け入れられている。こんにゃくは植え付けから出荷まで2~3年かかり、また長期保存に適さないため、通常はこんにゃく粉に加工された後で様々なこんにゃく料理が作られる。従業員によると、こんにゃく自身には特に味はないが、そのためこんにゃくは様々な食べ方が可能で、日本の一般市民にとって身近な食材となっている。
観光客はこんにゃく公園で作りたてのこんにゃく料理を味わうことができるだけでなく、様々な種類のこんにゃく製品をおみやげとして購入できる。また自動化された工場でのこんにゃく加工を見学したり、教室で手作りのこんにゃく料理の作り方を学んだりもできる。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月3日