2.冷蔵保存で発がん性が高まる?
ソース:このほどネット上で、「冷蔵保存で発がん性が高まる食品のブラックリスト」が再び注目されている。これにはバナナ、生のライチ、トマト、チョコレート、食べ残した月餅、漢方薬などの日常生活でよく口にする物が含まれ、多くのネットユーザーによって転載された。
真相:客観的に見て、どのような食べ物であっても常温で一定時間放置すれば、変質が生じる。冷蔵庫であっても、長時間の放置は避けるべきだ。果物・野菜の「変質」は、2つに分かれる。これは冷蔵庫の低温環境による化学変化と、カビによる変質だ。野菜にカビが生え腐ると、野菜に含まれる硝酸塩が亜硝酸塩に還元され、人の健康を損ねる。肉類は殺菌後、低温による保存に適した状態になる。風味が劣るとしても、方法が適切でなかったか、時間が長すぎたためであり、発がん性とは何の関係もない。