中国語版ウィキペディア「互動百科」はこのほど、8月のネット流行語トップ10を発表した。同サイトはネットユーザーの投票や専門家による選出、全サイトの月間検索数などを総合的に考慮し、人気ワードを発表している。
人気ワード1:エボラ出血熱
発病者の出たコンゴ(旧ザイール)に流れるエボラ川の名を取って命名されたエボラ出血熱は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。出血熱の一つ。世界保健機構(WHO)が懸命な調査を行っているものの、自然宿主の特定には至ってはいない。今の時点では、コウモリが有力とされている。感染したときの致死率は50 – 90%と非常に高いほか、ワクチンや有効かつ直接的な治療法が確立されていないため、WHOのリスクグループ4の病原体に指定されている。さらに、細菌兵器に悪用されているのではという懸念もある。
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