今年の流行語「自分撮り」 オックスフォード英語辞典
ロシア国営のニュース専門局「RT」の19日の報道によると、世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」が選ぶ英語版2013年流行語大賞に「Selfie(自分撮り)」が選ばれた。マイリー・サイラスのMTVビデオ・ミュージック・アウォードでのパフォーマンスで話題になった「Twerk(腰を激しく振って踊るセクシーなダンス)」とは僅差だったという。そのほか、候補には「Showrooming(オンラインで安く購入する前に実店舗で商品を吟味すること)」や「Bitcoin(中央銀行を一切持たずに取引を実行できるデジタル通貨)」などもあがっていた。国際在線が報じた。
同辞典は、「セルフィー」を、「自分で自分を撮影した写真。主にスマートフォンやウェブカメラ等で撮られる場合が多く、ソーシャルメディアサイトにアップロードされる」と定義している。これまでに確認されている「セルフィー」の最古の使用例は、2002年9月のオーストラリアのオンラインフォーラムで使われたもので、2005年、カメラマンのジムクラウス氏が使用したことで流行した。2013年、「セルフィー」の使用頻度は急速に増加し、ソーシャルメディアで流行しているだけでなく、自分撮り写真全般を意味する言葉に進化した。
同辞典を出版するオックスフォード大学出版局によると、「セルフィー」の使用頻度は過去12か月で170倍増加した。さらに、「セルフィ」の派生語として「Helfie(ヘルフィ、自分の髪型を撮影)」や「belfie(ベルフィー、後姿を撮る)」、「Drelfie(ドレルフィ、酔っ払った自分を撮影)」などがある。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月21日