ソーシャルメディアのユーザーの消費に一層影響を与えるようになっているのは「口コミ」だ。ソーシャルメディアのユーザーの消費は、一層個性化し、他の人が持っていない新しい商品を購入するのが好きだ。また、ソーシャルメディアのユーザーは、バーチャルの世界を堪能している一方で、現実の世界での忙しい生活に困っている。つまり、バーチャルの世界と現実の世界では相反する生活を送っているということだ。ソーシャルメディアのユーザーが最もよく利用しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は無料メッセンジャー「微信(ウィーチャット)」だ。
今回の調査には、ビッグデータ、微博(ウェイボー)テキスト、微信の購読番号テキスト、オンライン実名制調査が利用された。対象になったのは60都市の6万6千人、計7億1100万回クリックされた微信の書き込み、200万件の微博のオリジナルコンテンツ。
カンター傘下のソーシャルメディア分析専門会社・CICの微博テキストモニタリングプロジェクトでは、微博のユーザー1万人が1年間(2013年11月16日‐2014年11月15日)の間に投稿した209万8575件の内容を追跡。微博の会話で、最も話題になったのは、「娯楽」で25.4%。以下、ニュース19.6%、健康・美容15.7%、仕事・勉強14.3%、旅行12%、その他13%と続いた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年2月13日