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パナソニック 中国でのテレビ生産から撤退

人民網日本語版 2015年02月03日13:14

日系家電メーカーのパナソニックは1日に通知を出し、山東省済南市にある山東松下電子信息有限公司が先月30日に生産を終了し、これから清算手続きに入ることを明らかにした。このことは、パナソニックの中国にある一般向けテレビ生産工場がすべて閉鎖されることを意味する。「新京報」が伝えた。

パナソニックによると、生産終了は超薄型テレビの分野での価格競争の激化により、自社生産を続けることが難しくなったとの経営判断によるものだという。

パナソニックの中国法人・松下電器(中国)有限公司広報部の関係者は、「生産を終了した工場では清算手続きに関わる少数の者を除いて、今年2月末までにすべての従業員の雇用契約が終了し、対象者は300人ほどになる。従業員の待遇について、パナソニックは中国の法律と習慣を踏まえ、誠意をもって労使協定に基づいて話し合いを進める」と話す。

山東工場は閉鎖されるが、パナソニックのテレビ事業が中国市場から撤退するわけではない。パナソニックによれば、今後は委託生産などの事業を展開して、パナソニックブランドの超薄型テレビの販売を継続する。一部の業務用ディスプレーについては、広東省東莞市にあるグループ企業・三洋電子(東莞)有限公司)が生産を引き継ぐことになるという。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年2月3日

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