韓国聯合ニュースの7日付報道によると、韓国の総合家電メーカーLGエレクトロニクスのホームエンターテインメント事業本部の権峰奭部長は現地時間の6日、米国・ラスベガスで開幕した世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)の場で、「2015年は中国・日本・韓国の3カ国間の競争がこれまでよりも激しいものになる」との見方を示した。環球網が伝えた。
権部長は、「中日韓3カ国間の競争はこれまでよりも激しいものになり、中国製品は価格の競争力をよりどころとして国内需要市場から海外市場へと焦点を移している。日本は円安という好材料を利用して、業務の展開をますます加速させている」と述べた。
また権部長は、「LGエレクトロニクスは昨年は有機発光ダイオード(OLED)テレビ事業で発展の基盤を固め、今年はOLEDテレビの大衆化を全面的に推進する考えだ。『不景気のためハイエンド市場への切り込みが難しい』という分析があるが、経済が低迷する時にはハイエンド製品よりもミドルエンド製品やローエンド製品の方が売り上げが落ち込むものだ。欧米などの流通企業の多くがLG製品を独占的に販売したい意向であることを考えると、売上が伸びる可能性は高いと言える」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年1月8日