【思考】「戦争の現場、誰かが取材しなくては」
日本のジャーナリスト・池上彰さんはNHKで担当していた「週刊こどもニュース」に出演してもらったのがきっかけで後藤健二さんと知り合った。池上彰さんはよると、後藤健二は何が「危険」で、何が「そこそこ危険」なのかを判断できるベテランのジャーナリストだ。戦争や紛争で、真っ先に被害者になるのは女性と子ども。その様子を映像に収めて伝えたいという思いがあった。
池上彰は次のように語った。「誰かが現地に行って取材しなければ、その戦争は忘れられた戦争となり、悲惨な状況が長引く。伝えるという使命感、責任感を持っていた。テレビのニュースで、悲報を知り、ショックで言葉がない。悲しいというか、怒りというか、無力感が募るばかりだ。」(編集XM)
「人民網日本語版」2015年2月3日