これについて、業界関係者は、「もし、日本がクルーズ船の乗客に対するビザ免除措置を実施すれば、中国の海外旅行社やチャータークルーズ企業もより多様なルートを開発できる。250元(約4700円)のビザ申請費用が減れば、クルーズ船の価格にも競争力が生まれる。また、ビザ免除であれば、旅行決定期間がより短くて済むので、売れ残りの商品にもメリットがある」と語る。
日本の個人観光マルチビザを申請するには、年収10万元(約190万円)の貯金残高などの収入証明書が必要だという。この要件に合った収入証明書が用意できずに、日本へ行くことができない観光客もいる。もし、ビザが免除されれば、日本行きのクルーズ船に乗る乗客の数はきっと大幅に増加するだろう。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年1月29日