記者は3Dプリンタで印刷された一戸建てと5階建てのマンションを見学した。壁は普通のコンクリート壁と同じように見え、バームクーヘンのような縞模様の構造を呈していた。指で壁を叩くと、「コンコン」と音がした。手触りは悪いが、各層の間からは隙間風が漏れず、一体化しているように見えた。
◆3Dプリンタで印刷する最大のメリットは?
この建築会社の馬義和会長は、「3Dプリンタで建築物を印刷する最大のメリットは、省エネ・環境保護、建材の節約だ。3Dプリンタで印刷する場合、いかなる粉塵も建築ゴミも生じない。3D印刷技術を採用すれば、建材を30−60%節約でき、工期を50−70%短縮できる。建築コストは半分以下になる。購入者は内装やスタイルをカスタマイズできる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月21日