浙江大学附属第一病院は12月10日、初の3D印刷による人工椎体置換術に成功したと発表した。同手術を受けた患者は、浙江大学附属第一病院整形外科で受診した結果、「化骨性線維腫」を患っていることが判明。第10・11胸椎が侵食されており、病的骨折も見られた。整形外科主任の林向進氏を代表者とする医療チームは患者の意思確認後、3Dレーザー印刷技術の使用を決定した。同チームは患者に合ったチタン合金人工椎体を製造し、12月3日に置換手術を実施した。患者の術後の経過は良好。写真は12月11日に、研究用の脊髄模型の隣で、浙江大学附属第一病院整形外科の医師が、3Dレーザー印刷技術によって製造したチタン合金人工椎体の置換を行った胸椎の位置を説明する様子。科技日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月12日