北京冬季五輪招致委員会の代表団が5日、「立候補ファイル」を提出するため、国際オリンピック委員会(IOC)本部があるスイスのローザンヌに到着した。新華社が報じた。
同委員会の報道官によると、同ファイルは、北京冬季五輪招聘へ向けた詳細な大会開催計画文書で、提出は招致の過程における、重要な一里塚。北京・張家口市(河北省)において、2022年冬季五輪を開催するに当たる、コンセプトやビジョン、競技及び会場、大会の安全・セキュリティ、メディアなど、14項目から成っている。今年3月に、IOC評価委員会が立候補都市を視察し、7月31日に、第128次IOC総会で開催地を決定するための重要な根拠となる。
今回、IOC本部を訪問したのは、中国五輪委員会の劉鵬・会長と北京冬季五輪招致委員会の王安順・会長を筆頭とする代表団。現地時間の6日に「立候補ファイル」を提出し、IOCと関連の業務に関して協議する。同期間中、IOCのオフィシャルサイトは、北京冬季五輪招致委員会の責任者をインタビューする計画という。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月6日