サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会が、冬季開催に向けた変更を検討していることについて、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は1日、BBCのインタビューに答え、「ワールドカップのために2022年冬季五輪の開催時期を変更することは不可能」としたほか、「開催時期が重なる心配はない」と改めて表明した。つまり、北京と張家口が来年、2022年冬季五輪招致に成功すれば、開催時期は1月-2月ということになる。人民日報が伝えた。
バッハ会長はオリンピックの開催時期を変更するのは「非常に困難」とし、「大会の日程は決まっている。われわれは、現在の候補地にも冬の開催を承諾しているが、特に冬季大会は開催地の天候に合わせる必要がある。動かす余地はない」と述べたほか、国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター会長も、W杯と冬季オリンピックの開催が重ならないことを承諾していると表明した。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年12月3日