文部科学省の統計によると、短期大学や専門学校および大学予科を含めた高等教育機関に留学する中国人学生は毎年数万人に達しているという。在日本中国大使館教育部の職員は、「長期的にみると、日本の中国人留学生は、帰国後に就職する割合が非常に高い」と語る。新華網が伝えた。
日本では、中等教育における低年齢層の外国人留学生は極めて少ないが、学部留学生の数は非常に多い。早稲田大学が発表した統計によると、同大学で学ぶ中国人学部生は2011年以降、500人以上に達し、毎年50‐100人のペースで増加している。現在、同大学の学部生のうち中国人留学生の割合が30%以上を占めている。
高校留学生が極めて少なく、学部留学生が増加し続けているという日本留学が英米留学と異にしている要因は、主に言語や入学制度、日本社会の特性の3つの条件が影響している。