2014年12月23日  
 

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北京の新空港、2019年に開業へ 30万人の雇用を創出

人民網日本語版 2014年12月23日14:11

国家発展改革委員会はこのほど、北京新空港のフィージビリティスタディ報告書への意見付回答書を公表し、新空港の建設に同意した。専門家は、「北京・天津・河北の共同発展が加速する中、新空港の建設も速まる可能性がある。新空港は北京地域の空の便に対するニーズを満たし、北京南北のバランスのとれた発展と、北京・天津・河北の共同発展を促すだろう」との見方を示している。人民日報海外版が伝えた。

▽中国第2の空港に

回答書によると、新空港の2025年の旅客数は延べ7200万人、貨物取扱量は200万トン、航空機の離着陸回数は62万回を計画している。南京航空航天大学准教授の顧勝勤氏は、「設計規模から見ると、北京新空港は広州の白雲空港や上海の浦東空港を上回り、首都空港に次ぐ国内第2の空港になる。これは、世界5大空港の1つに数えられる規模」と語る。

また、新空港の建設投資額は計799億8千万元(約1兆5240億円)で、投資総額に占める資本金の比率は50%という。この投資額は多いのか少ないのか?

首都国際空港のケースを見てみると、同空港の中で最も進んでおり、旅客輸送能力も最も高いターミナルビル・第3ターミナルビルが2008年に完成した際の投資額は270億元前後だった。つまり、新空港の投資額は第3ターミナルビルの約3倍ということになる。

▽30万人の雇用を創出

中国民間航空管理幹部学院空港管理学部の趙巍副学部長は、「北京・天津・河北の一体化を背景に、北京の新空港はグローバルなハブ空港となり、近代的なエコ航空都市を形成するだろう。年間旅客数延べ1億人、離着陸回数80万回という将来のニーズに基づくと、将来的には新空港の1日あたり旅客数は約30万人に達する。1対1の比率で考えると、空港の直接雇用者数は30万人に達することになる。周辺地域における間接的な雇用者数をこの2-4倍とすると、間接的な雇用者数は100万人を超える。つまり、新空港周辺の30キロ以内に、空港を中心とした人口150万人以上の中型都市が形成されることになる」と指摘する。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年12月23日

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