冬も深まり気温が低下を続ける中、美味しく身体も温まる様々な鍋料理が人気を集めている。しかし専門家は、鍋料理は実は健康によくないため、食べる回数を減らすだけでなく、食べ方にも注意する必要があるとアドバイスする。
「冬に入ると胃腸の病気が頻発する時期になる。これは天候だけでなく、食生活とも関連する。これまでの冬の病院の外来の診察によると、『鍋料理』が原因のものが多くを占める」。鄒暁華医師によると、鍋料理は温度が高く味が濃いため、食後に胃腸の不快感を感じる人が多く、また口内炎や歯茎の腫れ、ひいては食道のやけどなどになることもあるという。「食道の傷はすぐには発見されないため、もし何度も刺激されると逆流性食道炎になる可能性もある」。鍋料理好きな多くの人に対して鄒医師は、医学的な観点からは鍋料理のスープを飲まないようアドバイスしている。何度も煮詰められたスープは濃度が高く、飲むと尿酸が一時的に高まることがあり、通風の病歴がある人は誘発される可能性さえあるという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月22日