新浪微博(ウェイボー)のひとりのブロガーが、「きょう新米の同僚に、自分の述べた短い話をペンで書かせ、それからパソコンで打ってもらった。結果はたった約100字の文に彼は5回も行き詰まり、日常的な漢字の一部さえ忘れていた。学生たちよ、ペンを買って、できるだけ字を書きなさい」とつぶやいた。書き込んだのは武昌職業学院・学生業務処の責任者として勤務する張さん(男性)。同じような境遇が続いているため、想いを微博で公開した。武漢晩報が伝えた。
張さんは語る。きのう上級部門あてに公文書1通を届ける必要があった。自分のノートに起草した後、学生業務処に新採用された同僚にメモさせた。この同僚は大卒後1年の社会経験があり、その後学院に採用された。張さんは起草した公文書をゆっくりと読み、新人にペンで内容を記録させた。しかし張さんは驚いた。わずか100字ほどの公文書。それもすべて常用漢字を用いていた。だが若い同僚は幾度もペンを止めた。手こずっていた理由は、書き方を忘れていたからだ。張さんが注視すると、忘れ去られていた漢字には、「布置」の「布」、「規範」の「規」さえあった……