6月26日の「国際麻薬乱用撲滅デー」を迎え、中国初の麻薬撲滅携帯アプリ「毒控」が北京でリリースされた。同アプリを使えば、麻薬中毒者の10年後の姿を見ることができる。千竜網が伝えた。
北京市禁毒(麻薬撲滅)弁公室、北京市禁毒教育基地が共同開発した同アプリには主に6つの機能があり、利用者と麻薬撲滅を結びつけ、個人の麻薬拒否・撲滅の意識を高めることができる。
記者がスマートフォンに同アプリをダウンロードしたところ、オフラインでも閲覧が可能で、大半の機能が利用できた。記者が自分の写真を撮影し、同アプリにアップすると、老けて力のないむくんだ顔が現れ、非常にショッキングだった。これは記者の写真に基づき作成した、麻薬を1−10年使用した後の顔の変化を示す画像だ。利用者は麻薬中毒前・中毒後の変化を見て取ることができ、麻薬中毒の危害を知ることができる。
同アプリではこのほか、アバターを作成し、健康・ハッピー・マネーという3つの指数を向上させ、キャラクターの人生を守るというゲームを楽しめる。また若者の間で流行している星座占いを使い、利用者の星座と麻薬中毒の関連性を分析することも可能だ。利用者は自身の麻薬中毒の傾向を分析し、中毒防止の提案を受けることができる。
同アプリを使えば、大量の麻薬関連ニュース、典型的な麻薬と最新の麻薬に関する知識、典型的な麻薬撲滅の事例などを学べる。気軽に楽しみ交流に加わることで、利用者は新鮮な感覚を受け、麻薬撲滅に興味を持つことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月27日