2014年6月27日  
 

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様々な手段で徴兵を逃れる韓国のスター 精神疾患を装う、国籍放棄など

人民網日本語版 2014年06月27日15:48

韓国の芸能界やスポーツ界では近年来、徴兵逃れの事件が頻発している。韓国では先ごろ、ある男性芸能人が精神疾患を装って徴兵を逃れていたとして、韓国の兵務庁が検察院に引き渡した。都市女報が伝えた。

韓国兵務庁の職員によると、李という名前のこの男性芸能人は2011年から現在まで日本でファンとの交流会を16回開催しているが、これは彼が正常に兵役につく能力があることを証明している。しかしこの男性は精神疾患があるように装って医師を騙して診断書を手に入れ、兵役を免除されていた。韓国兵務庁が最近行った調査で疑わしい点を発見し、この芸能人を悪意の兵役逃れとして確定した。

今年29歳になるこの男性芸能人は2005年から2010年の間に多くの人気ドラマに出演したが、ここ数年は何本かのMVに出演する以外は目立った活動はしていなかった。韓国兵務庁の今回の特別調査では同男性を含む6人の兵役逃れの容疑者を確定し、検察院に引き渡している。

韓国スターの徴兵逃れは人気低下を恐れているため

韓国兵役法の規定によると、20歳から30歳の男性公民は、深刻な疾病があるか国に大きく貢献した人材でない限り、必ず兵役に就かなければならない。服役期間の訓練と日常生活は極めて苦しく、また毎月の手当は人民元でわずか180元(約2900円)程度に留まる。

軍では文芸兵が軍紀を乱す現象を管理するため、文芸兵の外出時には軍幹部の同伴が必要であること、10時前に部隊に戻ること、文芸兵を管理する国防宣伝院長が自ら国防部勤務支援団長に每月の活動状況を報告すること、文芸兵の過度の休暇を許可しないこと、といった特別の制度を制定している。


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